withコロナの子どもたち(弁護士 南木 ゆう)

いつも保育園のお迎え時間ギリギリにダッシュで滑り込むので、5歳の娘からは「最後の一人になるのは嫌だ。」となじられていました。そこで昨年は目標を「計画的に」と定めて、余裕を持ってお迎えに行こうキャンペーンに取り組んできました。しかし、思いがけず新学期早々保育園が休園となってしまい、「早く保育園に行きたい~」と言われる始末。「それならば保育園よりも楽しい遊びを!」と知恵を絞って、家の中でスタンプラリーを開催したり、駐車場にテントを張ってアウトドアランチをしたり、電動チャリを飛ばしてあまり人の集まっていない公園まで遠出したり、毎日子どもをいかに楽しませるかということに頭を使いました。

年に1度行っていた旅行は昨年どこにも行けず、思えば一昨年末の事務所旅行で行ったベトナム旅行が最後になりました。ハノイの市街地で乗ったシクロという自転車タクシーで撮った臨場感溢れる動画をヘビロテしながら、エア旅行を楽しんでいます。

2歳になった息子は、知識をスポンジのように吸収し、毎日新しい単語を発して大人たちをびっくりさせていますが、昨年の我が家の流行語大賞は、2歳児から事あるごとに発せられる「コロナノカンケー」でした。

弁護士 南木 ゆう

 

(事務所ニュース・2021年新年号掲載)