イリオモテヤマネコ

2月9日に西表島の「やまねこマラソン」に参加してきました。
西表島は、沖縄県内では沖縄本島に次いで2番目に大きい島ですが、
島のほとんどが未開のジャングルであり、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。
マラソンは、島の北部から西部地区の23キロを青い海や山々を眺めながら走り、大自然を満喫する事ができました。

大会の名前にも入っている「やまねこ」とは、西表島にのみ生息する特別天然記念物「イリオモテヤマネコ」の事です。
残念ながら、滞在中に出会う事は出来ませんでしたが、道路上に落ちている糞は確認出来たので、その存在を感じる事ができました。笑

しかし、その数は、現在100頭ほどに減ってしまい、絶滅危惧種に指定されています。
減少の主な原因は交通事故のため、道路には、「ヤマネコ注意」の標識がいたるところにありました。
島での食物連鎖の頂点に立つイリオモテヤマネコが居なくなってしまえば、島全体の生態系にも影響が出る恐れがあるので、イリオモテヤマネコを守る事で、島全体の生態系保護に繋がるそうです。

ちなみに、やまねこマラソンに参加すると、参加費の一部はイリオモテヤマネコの保護に使われます。
来年は、やまねこマラソンに参加して、イリオモテヤマネコと人が共存できる島作りの手助けをしませんか・・・!?

事務局 山本

出典:西表野生生物保護センター(環境省)http://www.env.go.jp/nature/kisho/wildlifecenter/iriomote.html