還暦パーティ
私事で、申し訳ありません。この秋、私は還暦を迎えてしまいました。
50代の10年間は、それはそれはいろいろなことをやりたくてたまらない、そんな10年間でした。そういう年代なのだろうと思います。
「人生、深めるためには、少し広げてみること」などと禅問答のようなことをつぶやきながら、いろいろとやりたいことは増えていきました。
なので60を迎えることは、少々、寂しさがあり、落ち込みがちでもあったのですが、事務所では、そんな私のために、パーティを開いてくれました。次の週には所内で宮澤洋夫先生の90歳のお祝いのあるというのに、大勢の所員が集合してくれました。
実は昨年、私が弁護士生活30年が過ぎたというので、事務所外の方々も集めていただき、レストラン貸切で、それはそれはサプライズな嬉しいパーティを開いてくれたのでした。
そんなわけで、今年はなるべくこじんまりと、とお願いしたのですが、それでも、
こんなことがあり・・・
あんなこともあり・・・
こんなものまでいただきました(ちょっと予想してはいたけど)
楽しい時間を過ごすことができました。
本当にありがたいことです。涙が出ます。
ですが、幸か不幸か私をその年だと見る人は世の中にほとんどいません。
せっかくの節目なので、自分の来し方と考え続けてきたことなどを頭の中で整理してみたりもしましたが、それはこの先の自分の糧にすることとして、まだ大事に胸の中にしまっておこうと思います。
弁護士 牧野 丘