埼玉総合法律事務所

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コラム-南木ゆう弁護士

歩く速度(弁護士 南木 ゆう)

弁護士 南木 ゆう

体力だけが取り柄といえるくらい健康な私が、昨年少し病気をして初めて入院(出産以外)しました。
入院中は点滴の管につながれて、トイレとベッドの往復くらいしか歩けなかったので、筋力が衰えたのでしょうか。
退院してまずびっくりしたのは、世の中の人の歩く速度の速さでした。

そうだ!日本人は勤勉だから、きっと世界的に見ても歩く速度が速いのだろうと考え、若干の調査をしたところ、最も歩く速度が速いのはシンガポール、デンマーク(コペンハーゲン)、スペイン(マドリード)の3都市で、意外や意外、日本(東京)は19位でした。

それでは、速く歩くのは良いことなのか?というと、歩く速度が遅い人は、歩く速度が速い人よりも、寿命が短い傾向にあるそうです。
これは、歩くという行為が、心臓、肺、循環器系、神経系、筋・骨格系に多くのことを要求するため、身体を鍛えられるということのようです。

でも、ゆっくり歩いてみると、日々気がつかなかったような四季の移ろい等の変化や、路地裏の可愛い子猫にも気がつくことができ、心にゆとりが生まれるような気がします。
しばらくは、ゆっくり歩いてみようかな。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

「全国B型肝炎訴訟」埼玉弁護団の活動(弁護士 南木 ゆう)

弁護士 南木 ゆう

弁護士になり4年目を迎えました。今まで様々な種類の事件に携わってきましたが、昨年7月、全国B型肝炎訴訟東京弁護団の埼玉支部としてB型肝炎埼玉弁護団が結成され、私も当弁護団の一員としての活動を始めました。

B型肝炎訴訟とは、幼少期の集団予防接種により、B型肝炎ウイルスに感染してしまった方が、国に対して給付金を請求するための手続です。

30歳以上の世代の方は、小さい頃小学校の体育館にずらっと並ばされて、次から次へと針を替えないまま注射を受けた記憶があると思います。
注射(特にアルコール消毒のニオイ)が大好きだった私も、お医者さんが注射をするときの、妙に規則正しい動きを覚えています。

注射のときに、針を使い回したり、注射の筒を替えなかったりすると、肝炎が蔓延する危険があることは戦前から知られていました。戦時中の日本の軍医さんたちは、医療器具など数が少なかったけれど、それでも手術用具や注射器の煮沸消毒は徹底していて、使い回しはしていなかったそうです。

国は、針の使い回しによって肝炎が蔓延する危険性を十分に認識し、WHOからも勧告を受けていたにもかかわらず、安全性よりも効率性を重視して、昭和63年ころまで集団予防接種における注射器の使い回しを黙認してきました。
その結果、現在でも多くの被害者が病気とむきあう人生を強いられています。

B型肝炎ウイルスのキャリアは、日本全国で120万人以上、その中で、集団予防接種により感染した人は40万人以上いるとされていますが、この給付金手続により救済を受けた人はまだ全体の1割程度だそうです。
加えて、埼玉は病院の数も肝臓専門医の数も少なく、患者さんが適切な医療にたどり着けていないという状況も指摘されています。

そこで、私たち弁護団は、埼玉を拠点として、患者さんの給付金手続のサポートを行うと共に、原告の方たちと一緒に、県内の医療機関や保健所・保健センターを訪ね、まだまだ知られていないこの救済制度を広めていくための活動や、埼玉県内の医療制度を充実させ、患者さんたちが適切な治療を受けられるようにと、埼玉県への要請行動も行っています。

今年4月2日には、大宮ソニックシティにて、埼玉医科大学病院持田智先生の医療講演会を開催しました。この講演会が大変好評でしたので、11月25日には浦和の埼玉会館にて、第2弾を企画しています。
患者さんが、病院や治療の情報を交換したり、日々感じている様々な不安を分かち合える交流会も定期的に開催していく予定です。

詳しい情報は、
全国B型肝炎埼玉弁護団
電話:048-862-0377
ホームページ https://bkan-saitama.jimdo.com/

成長(弁護士 南木 ゆう)

弁護士 南木 ゆう

1歳3か月になる娘は、最近何でも大人の真似をします。
テレビのリモコンを耳にあてて、「はい。はい。ウフフ。」と電話をかける真似をしたり、お茶を一気に飲みきって「プハー!」ってやったりします。
「チューして」とおねだりすると、濃厚なチューをしてくれたりするので、誰が教えたのかしらと心配にもなりますが、成長の基本は真似っこです。
真似っこからどんどん吸収していく子供の学習能力の高さには、毎日驚かされることばかりです。

私も、弁護士になって早いもので4年目になりました。
もう新米だとは言えない年数になってきていますが、幸いなことに事務所内ではまだ一番末っ子(残念ながら年齢ではありません・・・。)で、回りにはたくさんの優秀な先輩がいます。
子供とは違い、既に頭の中がキャパシティオーバー気味なので、どこまで吸収できるか分かりませんが、良い所はたくさん真似して(悪いところは反面教師にして)、子供に負けないように、日々成長したいものです。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

平和な生活(弁護士 南木 ゆう)

弁護士 南木 ゆう

昨年第一子を出産し、仕事中心だった生活が一気に子供中心になりました。

子供の成長は早いもので、ゴロゴロと寝てばかりだった時期はあっという間、今や高速ハイハイと伝い歩きで家中を移動して、飼っている老猫を追いかけては毛をむしっています。
あまりにもギュッと毛を根こそぎ持っていくので、老猫にはとっても嫌われていますが、意に介さず得意げな顔です。

朝は5時から、鍋とボウルをカンカンとけたたましく打ち鳴らし、お寝坊のパパママを上手に起こしてくれます。
夜もうっかりうたた寝をしていたママを夜泣きで目覚めさせ、期限の迫った任務が残っていたことを思い出させてくれます。

活発な我が子にパパは「運動神経が良いのだ。」といってスポンジボールを買い与え、将来のテニス選手にすべく猛特訓を始めました。
ママもすかさず素振りの練習をさせてみましたが、ヘタな癖がつくからやめてくれと苦情が入りました。

ママは、すやすや寝入った寝顔を見ながら、こんな平和な生活が送れることに感謝をし、この子の生きる未来の平和と健康を祈ります。

若者から若者への手紙 1945←2015(弁護士 南木 ゆう)

弁護士 南木 ゆう

戦後70年、戦争を体験した方から直接話を聞くことのできる機会は減ってきました。

92歳の私の祖母も、数年前から痴ほうが進み、現在ではほとんど会話もできません。
元気なうちにもっと話を聞いておけばよかったなぁと後悔していました。

折しも昨年、戦争を考えるきっかけになれば、と15人の戦争体験者の証言を紹介した『若者から若者への手紙 1945←2015 』という本が出版されました。

祖母も5年ほど前に取材を受けていたようで、教師だった祖母が生徒を連れて集団疎開へ行った話、疎開先で玉音放送を聞いたときの感情などが記されていました。
祖母の語り口が懐かしく、また貴重な証言を次の世代にもきちんと伝え、活かしていかなくてはと思いました。

ご挨拶(弁護士 南木 ゆう)

弁護士 南木 ゆう

つい最近、入所のご挨拶をさせて頂いたと思ったら、あっという間に1年が経ってしまいました。今日は、挨拶の話しです。

私は、「いつも明るく挨拶をしてくれるね。」と人から褒められることがあります。
特に心がけているという訳ではないのですが、前職の習慣が無意識にしみついているのだと思います。
「笑い」に携わる前職では、どんなに朝が早くても、夜中からの辛い仕事でも、元気に笑顔で「おはようございます。」というのは、当たり前のことでした。

私は、極端に朝が弱く(いつも旦那さんが優しく、時には冷たく起こしてくれます。)、毎朝事務所に出るときはテンション下がりまくりです。
でも、どんなに疲れていて辛くても、元気に「お早うございます。」と言うと、何故か明るい気持ちになることができます。自分の気持ちを変える(騙す?)ことができるのです。
それだけではありません。私の「おはようございます。」に笑顔で返してもらえたりなんかすると、山積みの仕事もなんのその、めきめきパワーが湧いてくるような気さえします。

ぜひ皆さんも試してみて下さい。