コラム-猪股正弁護士– category –
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コラム-猪股正弁護士
見たことのない虹を見たい♡-出会いの先に道ができた-(弁護士猪股正)
* この原稿は、特集「大阪弁護士会における貧困問題への22年の取組み」(大阪弁護士会月報2022年1月号・2月号)に掲載いただいたものです。寄稿の機会をいただきありがとうございます。 大阪弁護士会のみなさんにはお世話になりっぱなしである。あれはど... -
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追悼 宮澤洋夫先生 「昨日も今日も」(弁護士猪股正)
当事務所の宮澤洋夫元弁護士(享年95歳)が、令和4年2月22日に逝去されました。 お世話になった宮澤先生を偲び、コラムに一文を掲載させていただきます。こちらは、宮澤先生が90歳を迎えられた慶事を祝して発刊された記念誌「心礎を築く-私たち... -
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いくつかの公序良俗違反事件(弁護士 猪股 正)
公序良俗違反(民法90条)は要件が抽象的・包括的であることもあり、主張・立証のハードルは高く、公序良俗違反の主張をする事件は“負け筋”だと言われることもある。振り返れば、いくつかの事件がある。当事者、同期、同僚はじめ多くの仲間と力を合わ... -
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反貧困全国集会2021集会宣言「生きてくれ」-コロナと貧困-
2021年4月4日(日)、反貧困ネットワーク主催の「反貧困全国集会2021」が開催されました。2007年にスタートして以来、14年目となります。 全国の地域での取組、ひとり親・女性・非正規雇用・学生・外国人など、当事者や支援の現場から... -
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ソリダリティー(連帯)
「夜汽車の中(中略)、真っ暗な窓ガラスにホッペタくっつけてじっと外を見ているとね、遠く灯りがポツンポツン…あー、あんな所にも人が暮らしているか…汽車の汽笛がボーッ、ピーッ(後略)」(寅次郎忘れな草)。 映画、文学、音楽など芸術や文化は、孤独... -
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人口減少社会と地域再生(弁護士 猪股 正)
地方のあちらこちらでシャッター通り化した商店街を目にします。人口減少が進み、国交省の推計では、2050年には、全国の約半数の地域で人口が50%以上減少し、約20%の地域が、人が住まない「無居住化地域」となる可能性があるとされています。地... -
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生きがいを探せる国 (弁護士 猪股 正)
先日、早稲田大学人間科学学術院の辻内琢也教授のゼミの学生のみなさんが、当事務所を訪問され、特別講義の機会をいただきました。貧困や震災の現場の取組などをお話ししながら、今後の社会の方向性などについて考え、みなさんの意見もお聞きでき、私にと... -
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夢は夜ひらく
コロナの感染拡大に伴う休業や失業等により生活に困窮する人が急増している。私たちは、全国の法律家、労働組合等と連携して全国一斉「コロナ災害を乗り越える いのちと暮らしを守る何でも電話相談会」を実施してきている。相談は、様々な仕事で働く人か... -
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やさしいさざめき (弁護士 猪股 正)
12月24日、この事務所に設けられた何本もの臨時電話は深夜まで鳴り止まず、その様子を報道ステーションのカメラが生中継した。直後、日比谷公園での取組が始まった。派遣切りの嵐が吹き荒れ、仕事と住まいを失った労働者が全国にあふれていた。私たちは、... -
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首都圏避難者実態調査に基づく復興庁申入れ/6.19付け要望書提出
原発事故から9年となる2020年3月11日に向けてアンケートによる首都圏避難者実態調査を実施し、コロナ禍で公表が遅れましたが、6月19日、要望書を復興庁に提出し、その後、記者発表を行いました。 実態調査は、今回で9回目となりますが、避難者の方の高いス...