雛人形

ひな祭りを前に、今年も雛人形を飾りました。
娘の雛人形と、私の雛人形です。

雛人形は、その子に代わって災厄を身代わりし、引き受けてくれると言われているそうです。(諸説あります。)

私の雛人形は、祖父母が贈ってくれたものです。
祖父母は東京都在住でしたが、人形の街で有名な、埼玉県の岩槻市(現在のさいたま市岩槻区)のお店まで足を運んで購入してくれました。祖父母は既に他界していますが、雛人形を見ると、祖父母が私の成長をいつも優しく見守っていてくれたことを思い出します。

子どもの頃、雛人形を飾ってもらうと、嬉しくて、お雛様を抱っこしたり、お内裏様の刀を振ってみたり、お道具で遊んだりしました。
見ると、娘も全く同じように遊んでいました。
子どもながらに、雛人形が特別大事なものであると感じるのでしょう。丁寧に大切に扱っているのが分かります。
雛人形を通して、周囲への感謝の気持ち、ものを大切にする心を育んで欲しいなぁと思います。

心の中で祖父母に話しかけます。
「おじいちゃん、おばあちゃん、私は元気だよ。これからも、雛人形と一緒に、娘と私を見守ってね。」

(事務局E)

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