ごちそうさん

前回の伊須弁護士の「帰郷」については私も発刊されてすぐに読みました。どの話も心が締め付けられます。

毎朝、NHKBSで昔の朝ドラを見ています。今は杏主演の「ごちそうさん」の再放送です。

徴兵される長男が杏に言います。
「未だやりたいことがいっぱいある。野球をもう一度やりたい。
お父さんのように力一杯仕事に打ち込みたい、お母さんのように心から人を好きになりたい。美味しいものを沢山食べたい。
それを許さないこの時代、国を、僕は許さない。国を必ず作り替えてやる。絶対に帰ってくる。」

終戦。戦死した次男を想い、生還した長男の「僕たちはどうしたら良かったんだろう」の言葉。

杏が言います。
「回りからおかしいと思われても、怖くても、正しいと思ったことをきちんと言うべきだった。
偉い人達はそういう話しをきちんと聞くべきだった。どちらも無責任だった。」

 

弁護士 梶山 敏雄

 

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