ヤミ金融被害対策埼玉弁護団を発足して間もない、２００３年頃のヤミ金の被害者の方から、先日、１３年ぶりにお電話をいただきました。
「あのときのことは、ついこの間のことのように、頭から離れません。兄家族、実家、兄弟、親戚までの大変な騒ぎとなりました。命を救っていただき本当にありがとうございます。おかげさまで、今は、何とか平穏な暮らしができております。私も、大病を患い、治療中の身で、命あるうちにと思い、ご連絡させていただきました。命を救っていただいて、本当にありがとうございます。本当に感謝の気持でいっぱいです。命を救っていただいて本当にありがとうございました…」
確かに、当時、悪質なヤミ金に相当追い詰められていた状況でしたが、過分なお言葉に大変恐縮しながらお話をお聞きしていましたが、何度も繰り返される言葉をお聞きしているうちに、とてもありがたいと思い、私も泣けてきてしまいました。
本日、その方から、丁寧なお手紙と、たくさんのお茶が届きました。
これからも、がんばる勇気と元気をいただきました。
本当に、どうもありがとうございます。
弁護士 猪 股 正
