若者から若者への手紙 1945←2015(弁護士 南木 ゆう)

弁護士 南木 ゆう

戦後70年、戦争を体験した方から直接話を聞くことのできる機会は減ってきました。

92歳の私の祖母も、数年前から痴ほうが進み、現在ではほとんど会話もできません。
元気なうちにもっと話を聞いておけばよかったなぁと後悔していました。

折しも昨年、戦争を考えるきっかけになれば、と15人の戦争体験者の証言を紹介した『若者から若者への手紙 1945←2015 』という本が出版されました。

祖母も5年ほど前に取材を受けていたようで、教師だった祖母が生徒を連れて集団疎開へ行った話、疎開先で玉音放送を聞いたときの感情などが記されていました。
祖母の語り口が懐かしく、また貴重な証言を次の世代にもきちんと伝え、活かしていかなくてはと思いました。

image_printこのページを印刷
シェアをお願いいたします。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次