原発事故後、福島から避難してきた依頼者のいる加須市に定期的に行っています。
騎西高校で避難生活をしていた頃からのおつきあいですが、あれから4年、落ち着いてきたとはいえ、今も故郷を想う気持に変わりはありません。
悲しみを背負いつつ、その人は、加須でカフェを開いて避難者同士のコミュニケーションの場を作ったり、炊き出しをしたりして、精力的に活動しています。
「(事故をきっかけに)たくさんの人に出会えた。」自ら人の輪を広げていくその人の行動力に敬服します。
他者と対話することで見えてくるものは、決して小さくないのでしょう。
私も身近なところから「対話」を実践したいと思います。