平和への想い

 
8月6日。今年も夏の甲子園が始まり、100年目の大会だそうです。始球式に登場したのは我々にとっては懐かしい早実の王貞治「投手」でした。

 
今年の事務所ニュースで伊須弁護士も書いていますが、甲子園大会も戦争で中断され、かつての名選手である沢村栄治などの優秀な選手が数多く戦死しました。
選手宣誓では「次の100年を担う者として、8月6日の意味を深く胸に刻み、甲子園で躍動することを誓います」という言葉が宣言され、同じくプロ野球広島では、広島の選手ら全員が原爆投下日「86」の背番号をつけ、胸には「PEACE」と書かれたユニホームを着て試合に臨みました。
 
一方で、同じ日に開かれた広島平和記念式典での安倍首相のあいさつでは「非核三原則を護る」という言葉が、初めて歴代首相の話から消えました。
14日には「首相談話」が出されるそうですが、安倍さんという人の言葉には、何を聞いても「心がこもっておらず」、ただ自分のやりたいことを押しつけるためだけに「言葉をもてあそぶ」という心根が透けて見えて仕方ありません。
そんな人の言葉によって大事な人達の命が奪われるようなことだけは防がなくてはなりません。
 
猛暑が続きます。身体に気をつけて、でも頑張りましょう。
 
 

弁護士 梶山敏雄

kousienn

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