茶のしずく石鹸被害対策埼玉弁護団

第1 被害の実態

(株)悠香(所在地:福岡県大野城市)が、平成23年5月20日に自社の販売する『茶のしずく石鹸』の自主回収を公表して以来、全国で、同製品を使用したことにより被害をうけたとの相談が増加し、社会問題化しています。
同社の公表によりますと、平成22年12月7日以前に販売された『(旧)茶のしずく石鹸』は、同製品に含まれる小麦加水分解物が原因となって「小麦アレルギー」を発症するおそれがあったため、同年12月8日販売分から含有成分を切り替えて『(旧)茶のしずく石鹸』使用者に注意喚起と返品交換を呼びかけたそうです。
しかし、その後も『(旧)茶のしずく石鹸』使用によるアレルギー被害が発生し続けたため、平成23年5月20日になってようやく、同社は自主回収に乗り出しました。
国民生活センターは、『(旧)茶のしずく石鹸』の使用者に対し、すぐに使用を中止し、皮膚に湿疹等の以上を感じた人は病院で受診するようにとの注意喚起に努めています。

第2 弁護団の活動状況

埼玉県でも、この茶のしずく石鹸使用による相談が急増したことから、埼玉弁護士会消費者問題対策委員会に所属する弁護士有志により、茶のしずく石鹸被害対策埼玉弁護団が結成され、当事務所の竹内和正弁護士が弁護団の事務局長(現場監督のような役割です。)を務め、当事務所の月岡朗弁護士も弁護団員として参加しています。
平成24年4月20日、全国一斉に訴訟提起を行い、全国の原告数は535人に及び、埼玉でも24名の原告が訴えをおこしました。
さらに、埼玉では、平成24年10月12日に第2次提訴も行っています。

第3 連絡先

茶のしずく石鹸被害対策埼玉弁護団へのご相談やご質問がございましたら、当事務所の下記連絡先にご連絡頂きますようよろしくお願いいたします。

埼玉総合法律事務所  電話 048-862-0355
担当 弁護士 竹内 和正 、弁護士 月岡 朗

竹内弁護士のコラム

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